[Bukkit/Spigot]別世界への移動時に/titleを表示するプラグイン作った
2018/07/23
こん、マイクラ鯖缶の@HimaJyunです。
我がAMiTサーバは十中八九……ではなく、(現段階で)30中の10プラグインが自作です。
機能が気に入らなかったり、エラーが出たり、思い付きだったりでプラグインを作っていたらこうなりました。
今回はその中でも個人的に良いなと思っている「ThisWorld」をご紹介します。
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特徴
今回ご紹介する「ThisWorld(この世界)」は、ユーザが別の世界に移動した際に、Minecraft 1.8から追加された/titleコマンドの様なメッセージを表示するプラグインです。
AMiTサーバでは「ふえぇ……資源マップどれぇ(´;ω;`)」と、自分が移動した先の世界が資源ワールドか否かが分かっていない方がチラホラ居たために開発されました。
参考までに、以下の様な機能が実装されています。
- /titleコマンド風の出力(+アクションバー)
- 表示時間の変更も可能
- 色コード対応(&~で指定出来ます)
- ユーザが別世界に移動した際に、設定したタイトルを表示
- ワールド単位で設定可能(もちろん表示のないワールドもおk)
これを使う事で、ユーザの方々に移動先の世界を確実に伝える事が可能です。
/titleコマンド風の出力
これが今回ご紹介するプラグインの最大の特徴です。
実際の様子はその目で確かめて頂くのが手っ取り早いと思いますが、異なる世界に移動した際に設定したタイトルを表示出来ます。
参考までに画像です。
色コード対応
先程の画像を見て頂ければお分かりだと思いますが、色コードでの設定に対応しています。
色コードとは何か?、ggrks色コードはマインクラフト内でのチャットなどで文字を装飾するために扱う記号です。
マインクラフトでは本来、「§(セクション)」を用いて表すのですが、多くのプラグインでは「&(アンパサンド)」で設定出来る様になっています。
もちろん、このプラグインも「&」で設定する事が出来ます。
色の変更だけではありませんよ、Minecraftの色コードで出来る事であれば一通り可能です。(例えば太字とか)
別世界に移動した際に表示
このプラグインでは、内部でユーザが別世界に移動した事を検出して表示しています。
そのため、/home系のプラグインやワープゲート作成プラグイン、ネザーゲートやエンドポータルなど、如何なる機能に依って生じた世界の移動でも対応出来ます。
ワールド単位で設定可能
このプラグインでは、割と簡単な設定で世界別に表示する文字を自由に設定可能です。
例えば、「マルバツシティ」や「PVP会場」、「幻想郷」なども設定可能です。
もちろん、何も表示しない世界を設定する事も可能です。
加えて、タイトルだけ、サブタイトルだけ、と言った設定も可能です。
使い方
- ThisWorldをダウンロード
- pluginsに入れて起動
- 設定変更後、リロード
Spigot 1.8.8~での動作を確認しています。1.8から追加された機能を利用しているため、1.7以前では動きません。
設定などは非常に簡単なので実際のconfig.ymlを確認してください。
コマンド&パーミッション
コマンドは「/thisworld」ですが、短縮(別名)として「/tw」でも利用可能です。
コマンド | パーミッション | 説明 | デフォルト |
---|---|---|---|
/tw help | N/A | コマンドの使い方を表示します。 | 全員 |
/tw show | thisworld.show | 今いる世界のタイトルを表示します。 | 全員 |
/tw reload | thisworld.reload | プラグイン設定をリロードします。 | OP |
N/A | thisworld.* | 上記全ての権限を含みます。 | なし |
基本的にユーザのアクションに応じて機能するプラグインのため、コマンドは滅多に使う事が無いです。
このプラグインを使う事で世界別にメッセージを表示する事が出来るため、ユーザの方々も今どの世界に居るのかが分かるため、個人的にはとてもおススメです。
ぜひ使ってみて下さい。