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Minecraft Pi Editionを遊んでみる

      HimaJyun

Raspberry Piで動作するMinecraft Pi Edition、古いPE版をベースにPi向けに改造(?)したモノです。
前までは自分でのインストールが必要でしたが、Raspbianの最新版にはデフォルトでMinecraft Piがインストールされています。

Raspberry Pi 3はサーバにする目的で2つ購入したのですが、せっかくなので少し拝借してMinecraft Piを遊んでみようと思います。

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木苺のパイ、1立方メートルのブロックを添えて

OSのインストールに関しては「Raspberry Pi 3を買ってみた、必要な物やOSのインストールなど」の最後の方をご覧下さい、記事ではLite版を使用していますが、今回は通常版を使用します。

Minecraft PiはRaspbianにデフォルトでインストールされているため、OSのインストールさえ済んでしまえばすぐに遊ぶことが出来ます。
play-minecraft-pi-edition-001

起動すると見覚えのある画面が表示されます、マウス以外にも方向キーでも操作できます。
play-minecraft-pi-edition-002

適当にマップを作成してみました
play-minecraft-pi-edition-003

見て頂ければ分かりますが、とても古いバージョンのPEがベースらしく、サバイバルモードなんて代物もありません、もちろん有限ワールドです。

このままの状態ではゲームとして遊ぶには物足りなさを感じます(本来はプログラミングの勉強として利用する物らしいので当たり前と言えば当たり前ですが)

ただ、世の中は超広いです、探してみると「サバイバル化パッチ」なる物がありましたのでこれを利用してサバイバルモードにしてみようと思います。

サバイバル化

https://www.dropbox.com/s/iutdy9yrtg3cgic/survival.bsdiffからサバイバル化パッチをダウンロードしてきて「bsdiff」と言う物でパッチ当てすると良いらしいです。

Raspbian Jessie(2016-03-18)だと以下のようにする事でサバイバル版のMinecraft Piが利用可能です。

sudo apt-get install -y bsdiff
cd /opt/minecraft-pi
sudo wget https://www.dropbox.com/s/iutdy9yrtg3cgic/survival.bsdiff 
sudo bspatch minecraft-pi mcpipatched survival.bsdiff
sudo chmod +x mcpipatched

起動は「/opt/minecraft-pi/mcpipatched」ですが、毎度毎度コマンドを打ちこむのは面倒なため、ランチャーに登録しておくと良いでしょう。

ランチャーに追加するにはメニューを開いて「設定->Main Menu Editor」から起動できるMain Menu Editorを利用します。
play-minecraft-pi-edition-004

サバイバル化したMinecraft Piはメインメニューが以下のように変化します。
play-minecraft-pi-edition-005

実際にマップに入ってみると以下のようにサバイバルモードになっているのが見て取れますね。
play-minecraft-pi-edition-006

試しに少し掘ってみるといくつかの鉱石を見つけました(古いバージョンがベースなので赤石の回収は出来ませんが……)
play-minecraft-pi-edition-007

古いバージョンのPEがベースなので、PCに比べるとやはり物足りない感はありますが、このMinecraftの良い所はデフォルトで付属しているAPI(Javaなど)を利用してブロックを設置したり出来る事らしいです。

残念ながら今回は取り扱いませんが、JavaDocを見た限りだとBukkitのプラグインと似た様な感じで扱えるのではないかと思います。

子供のお勉強には丁度良いんじゃないのかと思われます、もしRaspberry Piをお持ちでしたらぜひ試してみて下さい。

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