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マルチディスプレイに最適、VESA高さ調節アダプター

      HimaJyun

マルチディスプレイで地味に難しいのが「複数のモニターで高さを合わせる」事です。

今回はモニター買い替えのために「VESAマウントの高さを調節できるアダプター」も一緒に買ったので紹介する。

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VIVO STAND-VAD3

今回購入したのはVIVOのSTAND-VAD3

今回は2個買いました、実はいま3個目が欲しい気分。日本での入手性があまり良くないので1個多めに購入しておくことを推奨。

(ブログの都合で上のリンクは日本Amazonのリンクになっていますが、米Amazonの方が圧倒的に安いのでそちらを推奨)

需要がニッチすぎるのか、類似の機能を持つ製品が他にほとんどありません。普通はモニターアーム側を買い替える人の方が多いだろうし。

でも上下左右2x2の4画面用アームで左右の高さが個別に調節できるモニターアームなんてないんだよな……そもそも4画面までやる奴があまり居ないのもあるけど。

現状、"VESAマウンタの高さを調節する後付けアダプター"はこれ一択。

外観

外観はほぼほぼメーカーサイトの通りです。

外箱
STAND-VAD3 外箱

中身は説明書、本体、ネジ類のシンプル構成。
STAND-VAD3 中身

見ての通り、そこまで複雑なものではありません。
STAND-VAD3 表

モニターの傷を防止するパッドが付いている。
STAND-VAD3 裏

外観が用途のすべてを語っている。

仕様

モニター側はVESA 75x75mmと100x100mmに対応しています。VESAマウント対応であればほとんどのモニターで使用できるはず。

モニターアーム側は75x75mmのみとなっています、これも大抵のモニターアームは対応しているはず。

モニターの重さは22ポンド(10kg)まで対応

高さの調節幅は6.25インチ(15.8cm)、中央から上に3.25インチ(8.2cm)、下に3インチ(7.6cm)の範囲で調節できます。

注意点ですが、端子類がモニターの中央にある機種、特に後ろ向きに端子が付いているモニターだと使えません。大抵のモニターの端子は下向きなので大丈夫なはず。

それから、VESAマウントの部分が湾曲していたり、少し奥まっているような機種でも利用できない。(この辺は他のアダプターと併用すれば利用可能かも)

取り付け

まず最初に、モニター側とアーム側を分離させる。
STAND-VAD3 分解

付属のネジとワッシャーを使ってモニター側(縦長の方)を取り付ける。
STAND-VAD3 モニターへの取り付け

アーム側を取り付ける。こちらはモニターアームに付属のネジを使う。
STAND-VAD3 アームに取り付け(背景にぼかしが掛かっているのは言うまでもなく部屋が汚いからです)

モニターをアームに取り付けます。ネジが上に来るのが正しい方向。
STAND-VAD3 取り付け

取り付けが出来たら必要な高さに調節しましょう。

このアダプターはモニター側にある溝に合わせてアーム側の出っ張りを上から差し込む仕組みになっています。それゆえに、モニターの付け外しが楽になる副次的な効果もあります。

普通のモニターアームだと、モニターを片手で抱えながらもう片方の手でネジを回す必要があるためそこそこ重労働ですが、その必要もなくなる。

注意点

高さを調節する際には一番下まで下げてから、一番上まで上げてロック解除します。

なので高さ調節の際に上下の液晶に当たらないように気を付ける必要があります。

また、高さ調節は約1cm単位です。ミリ単位の細かい調節は出来ないので、多少の高さのズレは許容する必要があります。

マルチディスプレイの幅が広がる

物としては非常にシンプルで、このアダプターで達成できるのは「VESAマウントの高さを調節する」、ただそれだけですが、それだけでもマルチディスプレイの幅が広がります。

高さ調節の出来ないモニターアームで複数のモニターの高さを合わせようと思うと、同じ製品の組み合わせにするとか、同じインチ数にするとか、制約が発生します。(同じインチ数のモニターでも微妙にズレたりするし)

このアダプターで高さ調節が出来ればその辺の制約がなくなり、極論言えばVESAマウントさえ対応してればどんなモニターでも高さを合わせることができます。

液晶選びで選択肢が大幅に増える。便利です。

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