中国製のよくわからんメモリヒートシンクをレビュー(?)
2020/05/09
Zen2用にJEDECネイティブ(1.2v)で3200Mhz動作のDDR4メモリ(16G DRx2)を買った。
という所までは良かったんですが、ヒートシンクが付いてなくてちょっと気になったのでAmazonで売ってたよくわからんヒートシンク付けてみた話。
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よくわからんメモリヒートシンク
Zen2用に個人的にオススメなのはJEDECネイティブでDDR4-3200のメモリです……という話は別記事でやってるので省略。
この記事内で紹介しており、そして実際使用しているのが次のメモリ。
このメモリ、ヒートシンクがありません。
メモリのヒートシンクなんて実用性の観点からは不要なんですが、周りのパーツがヒートシンク付いて黒色なのにここだけ基板むき出しで緑色ってのも統一感がない。なのでヒートシンクを付けたい。
ただ、「メモリのヒートシンク」って案外売ってなくて、Amazonとかを探してもよくわからない中国製の奴ばかり。
「正直使えるのか不安だな……」と思いながら買ったので、メモリのヒートシンク探してる人向けにレビュー記事を書いておく。
開封
今回購入したヒートシンクです。
まぁまぁ綺麗な梱包で送られてきます。
内容物です。
このヒートシンク、光ります。
アドレサブルRGBには対応していないので、イカ釣り漁船PCを作りたい人は他のヒートシンクをお買い求めした方が良いと思います。
俺は最初からLED外して使うつもりなのでその辺はどうでもよかった。パソコン光らせるの意味わからん、エッチなお店にでも置くんですか……?
取り付け
まずはネジを外します。
サーマルパッドを貼ります。ヒートシンク側に貼るのを推奨。
LEDを捨てましょう。光って喜ぶのはイカとバカだけです。
LEDを取り外す場合でも棒状のプラスチックは必要です、山形のプラスチックは捨ててOK。
これがないとネジを締めた際に締まりすぎでサーマルパッドが浮きます。
メモリを取り付けてネジを締めます。
ロゴのある面とない面があるので、向きを考えて取り付けましょう。俺はロゴが内側になって隠れるようにしました。
忍者 五との組み合わせ
Scytheの忍者 五みたいな大型クーラーを使用する際は高さに気を付けましょう。
幸い、忍者 五はファンの高さを上げればこのメモリヒートシンクでも問題なく利用できます。
忍者 五との干渉は問題なかったんですが、俺の場合ケースがNZXT H510という奴で、忍者 五がギリギリ収まる高さです。
メモリヒートシンクを付けるためにファンの取り付け位置を上に移動するとサイドパネルに当たってしまいました。
……というわけで、削りました。
これで干渉しなくなりました。塗装のない部分が良いアクセントになっています。
場合によってはこういう改造が必要になるので、気を付けましょう。
まとめ: 案外悪くない
このヒートシンクの良いところは、取り付けがネジになってるって事です。
クリップ式のヒートシンクとか両面テープ式のヒートシンクもありますけど、ネジの方がしっかり締められるし取り外しも簡単。
実はもう一種類ヒートシンクを購入していて、それは両面テープ式だったんですが、一度取り付けたら二度と剥がせないような粘着力でそもそも剥離紙から剥がせなかったので使いませんでした。(両面テープの熱伝導率も悪そうだったし)
ネジならそういう心配もない。取り付け取り外しも簡単です。
よくわからない中国製ですが一応ちゃんと考えて作られているみたいです。