ScytheのKAZE FLEXを買った
2020/05/09
Scytheの超ド定番ケースファン、KAZE FLEXを購入しました。
ド定番製品なのでわざわざ記事にするほどかな?と思ったのですが、せっかく買ったのでレビューっぽい形をした何かを書いてみます。
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Scythe KAZE FLEX
今回買ったのはScytheのKAZE FLEX 120です。
「NZXT H510」に取り付けるために購入しました。
H510には140mm x3と120mm x1が取り付け可能なので、140mm x3には「Corsair ML140」を120mm x1にはこれを、という感じ。
ScytheのCPUクーラーを買うと付属してたりするので、単品購入したことはなくても使ったことがあるという人は多いのでは?虎徹2とか忍者5に付いてる奴です。
(厳密に言えば忍者5とかに付いてるのは回転数を600~800まで落としてる静音仕様ですが)
外観
外観は割と特徴的。
付属品はネジと4pin変換ケーブルです。
変換ケーブルを使うとPWMが無駄になるので個人的にはPWM分岐ケーブルをオススメ。
端子は4ピン、ケーブルは黒のスリーブ付き。
防振ゴム付きです。
発光機能などはありません、要らねーだろそんなもん。ヒカラナイヨ!!
色や防振ゴムのおかげで見た目は割と特徴的ですが、色合いは落ち着いているので異様に目立ったりする事はありません。
スペック
スペックです。ただのメーカーサイトのコピペ。
製品 | SU1225FD12M-RHP |
---|---|
サイズ | 120mm x 27mm |
ベアリング | 高精度密閉型FDB |
PWM | 対応 |
回転数 | 300~1200 ±10% rpm |
静圧 | 0.0762~1.05 mmH2O |
ノイズ | 4.0~24.9 dBA |
風量 | 16.6~51.17 CFM |
MTTF | 12万時間 |
保証 | 1年 |
参考: メーカーサイト
一つ注意点、防振ゴムが付いてる関係で厚さが27mmになっています。(一般的なケースファンだと25mm)
スペースがギッチギチとか、変なネジを使うとかだと合わない可能性があるので気を付けましょう。(その場合はゴム外せば良いだけですが)
騒音
騒音の話をします。なお個人の耳で感じた感覚的な話をするので人によって感じ方は変わります。
PWMの調整範囲は300~1200 RPMですが、音的には450〜800 RPMの範囲ならほとんど差を感じない。
最大回転数でも音は聞こえますが、HDDよりちょっとうるさいくらいです。静音性重視ならSSDが必須です。
ケース内に入れてしまえばPWM調整範囲の端から端まで十分実用可能だと思う。
要するにPWM対応マザーならポン付け無調整でも騒音はとても小さい。
風量
風量の話です。手をかざして感じた感覚的な話です。
風量はやや控えめな印象。600 RPM以上ならふんわり風が漂うのでケース内エアフローとしては問題なさそう。
最大回転数でも「こんな物かな~……」くらいなので、「とにもかくにも風量が欲しい」という用途には向かないかも。
このファンを2つ使っているCPUクーラーの忍者5でも、冷却性能よりは静音性重視という感想だったので風量は控えめだと思います。(忍者5で冷却性能重視の人はNoctuaとかに交換している模様)
定番なのも納得の商品
改めて単品購入してみて思いますが「こりゃ定番になるわ」という感じ。
120mm、PWM対応、防振ゴム付き、これで1000円以下(2019-12-06時点)というだけで強力な選択肢。
騒音はとても静か。風量は少し控えめですが、普通に使う限りはどこに付けても問題ない性能はあります。
120mmファンは冷却性能至上主義でもない限りこれを買っておけばいいでしょう。