Corsair RM850x レビュー
2020/05/10
せっかくパソコン組むんだし買ったパーツ全部レビューしよう……って考えたのは良かったけどめっちゃ大変だわこれ。
今日はCorsairの電源ユニットRM850xをレビューします。
スポンサーリンク
開封
今回購入したのはCorsairのRM850xです。
当初はAntecのNeoECO Gold NE750Gを買おうと思ってたんですけど俺が買おうとしたら売り切れました、女性にはモテないタイプですが電源にまでモテないとは……
ちなみにRM850xには2015年版と2018年版があるので、某西成系フリマアプリとか某おすすめ順が広告費たくさん払った順に並んでるオークションで中古を見かけても飛びつかない方が良いです。今回購入したのは当然ながら2018年版です。
Amazonのページとかで見比べたら分かる通り、2015年版と2018年版では電源側のコネクタの配置が違うのでそれで見分けましょう。
箱です。
箱のフィルムに10年保証シールが貼ってあるんですが、このシールは保証を受ける際に必要とか書いてあるので保管しておきましょう。
内容物です。各種ケーブルは写真右下の布袋に入っています。
付属の電源ケーブルは少し太めです。個人的には3Pの方が良かったな……
外観
外箱はCorsair感の漂う黒/黄の配色でしたが、中身は普通に黒系の色なので変な主張しない。
「低負荷時にはファンが回転しませんよ~」という趣旨のシールが貼ってあります、「ファン回らないんだが?」とか問い合わせする人が多いんでしょうね。
背面はいたって普通。差し込み口があってスイッチが付いてるよくある構成。
最近のケースは電源のシュラウド付いてるやつが多いので見た目はあまり気にしないって人も多いはず。
発光機能とかはありません。というか電源が光って何が楽しいんだ?お前は電気だけ供給していればいいんだよ。
仕様
大まかな仕様は80 Plus GOLDの850Wで説明が終わります。普通の電源ですね。
出力はシングルレーンです。+12vが850W出せるのでクソ爆熱CPUにクソ爆熱グラボを繋いでも大丈夫。
保証は10年です。今(2019-10-15)から10年前っていうと、IntelだとNehalemのCore i(一番最初の奴)が出てきた頃ですね。iPhoneで言うなら3GSの頃です。普通に使う分には十分でしょう。
俺の手持ち情報が正しければ、この電源はChannel Well TechnologyというメーカーのOEMらしいです。(ただ、この手持ち情報はソースがなかったので本当かどうかは分かりません)
コネクタ
フルプラグインです。
ATX、EPS、PCIeのケーブルはメッシュでガードされていて、根元にはコンデンサが付いています。
EPSは2つあるので、多コア化で増えてる8+4とか8+8のマザーにも対応できます。
PCIeが6、SATAが10、ペリフェラルが8。十分な数だと思います。
俺の場合はストレージはすべてM.2、グラボは1枚なのでATX、EPS、PCIeがあれば十分です。
わがまま言うなら、コネクタが1つだけのケーブルが各種1本ずつ欲しいと思う。
セミファンレス
この電源はセミファンレスで動作します。
アイドル時はファンが回転していないので、静音性に関しても問題なさそうです。
340ワットまではファンが回転しない……となってますが、高めの負荷をかけてもしばらく回転してない時があるので、出力の容量ではなく温度で制御している様子。(メーカーのグラフにも25℃環境って書いてますしね)
実際にどれくらいまでファンレス動作になるかは環境次第でしょう。
テスト
大丈夫だと思いますが、電圧のテストをしてみます。
ちなみに検証機材は次の通り。
マザー | ASRock X570 Taichi |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 3700X |
メモリ | Crucial DDR4-3200 16Gx2 |
GPU | Radeon RX 570 |
電源チェッカーで計った、電圧ちゃんと出てる。
AIDA64で負荷をかけてみました。トライアル版だけど気にしない。
電圧はかなり綺麗に出ている。よさげ。
まとめ: 普通の電源
普通の電源です。
静かで無難なデザインの電源ユニット。
……としか言いようがないから困る。