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高コスパで人気の電源「玄人志向 KRPW-BK550W」レビュー

      HimaJyun

高コスパで人気な玄人志向の電源「KRPW-BK」シリーズ、これの550W(KRPW-BK550W/85+)を購入したのでレビューっぽい何かをします。

本当はKRPW-BK650Wが欲しかったけどコロナのせいで売り切れてたんだ……

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KRPW-BK550W

今回購入したのは玄人志向のKRPW-BK550W/85+です。

値段の割に品質が良いとしてコスパ重視構成で人気のKRPW-BKシリーズ、これの550Wモデル。

容量の選択肢としては450W550W650W750Wの4種類。今回選んだのは550Wですが、本当は650Wが欲しかった……コロナの影響で在庫がなかった。

最安値だと4000円で買えたとかそういう話もある電源です。その頃に比べるとかなり値上がりしちゃってますが……

外観

箱です。
KRPW-BK550 箱

箱の中身
KRPW-BK550 内容物

製品外観
KRPW-BK550 外観KRPW-BK550 外観KRPW-BK550 外観KRPW-BK550 外観

外観は普通ですね。

至って普通の黒色電源なので変な主張をすることもないでしょう。

仕様

450~750Wの全モデルで仕様はほぼ同じ、80 Plus Bronzeのシングルレーン、保証は3年。

コネクタはセミプラグイン。
KRPW-BK550 外観

電源から生えているATXとEPSケーブルはメッシュタイプ、他は取り回しがしやすいフラットケーブル。
KRPW-BK550 ケーブル(メッシュケーブルの根元に出っ張りがあるので一瞬コンデンサかと思いましたが、よく見たら結束バンドの模様)

EPSは1つです。主にRyzenのような多コア環境を中心に8+4とか8+8なマザーが増えてますが、その類のマザーは8ピン片方だけでも動作するのでこの電源でも問題はない。
KRPW-BK550 EPS

プラグインケーブルはPCIe x2(2端子x1本)、SATA x6(3端子x2本)、PATA x3(3端子x1本+FDD)という感じ。
KRPW-BK550 プラグインケーブル(450WはSATA x4(2端子x2本)になります)

PCIe 8+8を要求するグラボを2枚使ってSLI……とかだと端子が足りなくなりますが、そういう事をする人はもっと高級な電源を買うよね?

普通に使うには十分な設計になっていると思います。

ベンチマーク

大丈夫だと思いますが、電圧のテストをしてみます。(本当はオシロでも出してきた方が良いんだろうけど、押し入れにしまい込んでるんだよな……)

ちなみに検証機材は次の通り。

マザー ASRock B450 Steel Legend
CPU Ryzen 3 3300X
CPUクーラー Scythe 虎徹 Mark Ⅱ
メモリ DDR4 3200Mhz 16Gx2
GPU Radeon RX 570
SSD Samsung 970 EVO Plus

電圧チェッカーで計測。
KRPW-BK550 電圧

負荷テスト

OCCTとAIDA64で負荷をかけてみました。トライアル版でも気にしねぇ!
KRPW-BK550 AIDA64KRPW-BK550 OCCT

高い負荷を掛けても電圧は安定してる模様。

騒音

A特性とかもあるので一概には言えないんですが、騒音も小さい方だと思います。

セミファンレスではないので低負荷時でもファンは回転していますが、低負荷時の音はケースに入れてしまえば問題ないレベルです。

高負荷時にはファンの回転数が上がり、騒音も大きくはなりますが、負荷が高い時はグラボやCPUファンの騒音も大きくなるのでこの電源の騒音が問題になる事はないでしょう。

他のパーツが全て静音パーツになってるとかでもない限り、この電源の騒音が問題になる事はないと思います。

普通に使えるコスパ電源

仕様面ではごくごく普通です、地雷的な要素もなく普通に使う分には普通に使えるでしょう。

パワフルなグラボでSLIをしたいとか、EPS2本とも挿したいみたいな場合にはRM850xみたいなちょっと良い電源が必要になりますが、一般的な用途ではこの電源でも足りています。

コスパ重視でパーツ選びをしている方には良い選択肢になるはずです。

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